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ウインカー
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ウインカー
ウインカーチューンは、ウインカーリレーがICタイプであることを条件とします。
ランプへ流れる電流の度合いによって点滅させるようなタイプのリレーの場合、ハザードで4個のランプを点滅させると電流値が変わってくるので、うまく動作しないことがあります。
以後、スイッチをSWと略す。

これは、バイクウインカーの大まかな回路です。
インジケーターは、左右共通の一個タイプを例にしています。
ウインカーSWを右に倒した場合、ウインカーリレーからの点滅出力が右側前後の各ランプに送られることで点灯消灯を繰り返します。
インジケーターの片方にもウインカーリレーからの点滅出力が掛かり、もう一方は、左ウインカーのフィラメント内を通ってアースに落ちます。
よって、インジケーターも点灯消灯を繰り返すます。
ウインカーSWを左に倒した場合は、この逆です。
ハザードSW
ハザードSWを増設します。
SWをONにすることで、ウインカーリレーの出力が左右のランプに掛かるようになります。
ハザードSWの片方のあるダイオードは、ハザードOFFの状態の通常ウインカー動作で、ウインカーSWをどちらかに倒したとき、もう一方のランプへウインカーリレーからの出力が逆流するのを防ぐためのものです。
一個タイプのインジケーターの場合、ダイオードを追加して配線を変えなくてはいけません。
ハザードSWをONにした際、両側の足にプラス電流が流れ、点滅しなくなるからです。
ウインカーブザー
ウインカーブザーを取り付けます。
インジケーターと並列接続します。
ハザード+ウインカーブザー
ハザードとウインカーブザーを一緒にしました。
通常のウインカー動作の時はブザーは鳴りますが、ハザードの時は鳴りません。
青丸印のダイオードは、ハザード動作時にブザーへ流れる電流を止めるものです。
なお、ハザード動作時にブザーが鳴っても構わない場合は、オレンジ色で囲んだ4個のダイオードは要らず、ブザーのプラス側はオレンジ色矢印の部分へつなぎます。
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