一つのディスプレイに色んな物を映したい。 それなら、マルチメディアディスプレイはいかかでしょうか。 下は、ナナオ社のFX2431-BKと言うディスプレイで、聞いたことがない名のメーカーと思いきや、医療用やパソコンディスプレイでは有名です。 通常のパソコン用ディスプレイとは違い、HDMI・DVI-D・D-Sub ・コンポジット・コンポーネントの映像入力、ステレオミニジャック、RCAの音声入力と豊富に端子を備えているため、パソコン、BS・CS・地デジチューナー、ブルーレイディスクプレーヤー、DVDプレーヤーなど色んな機器をつなぐことが出来ます。 ソース機器の入力切り替えは、リモコンを使って出来ます。 デジタル液晶テレビにパソコンのような静止画を多く映すと、画面焼き付きしないか気になるし、また、アクションゲームやシネマなどの動きが速い映像を正確に映せるのか、と思うでしょうが、色んなシーンに対応出来るように設計されているそうです。 最大解像度は、1920x1200とフルハイビジョン(1920×1080)より少し高くなっています。 視野角は、水平/垂直とも178゜ (コントラスト比10:1)で液晶は、VA (オーバードライブ回路搭載)、ノングレア(非光沢)。 そのため、解像度の低い地デジチューナーやDVDプレーヤーをつないだ場合、テレビのニュースや番組詳細、注釈などの文字、DVDプレーヤーでDVDムービーを観たときの字幕文字の輪郭がぼやけたりギザギザするような感じに表示されたり、画像ににじみが出たりと違和感を感じる場合があります。 場合によっては、アップスキャンコンバータが必要となるでしょう。 また、簡易スピーカーが内蔵されていますが、デジタル音声出力端子が無く、ブルーレイで映画のサラウンドを楽しみたいなどの場合は、別途AVアンプやサラウンドヘッドフォンユニットにつなぐ必要があります。 *これはFX2431の事であって、他にも三菱などマルチメディアディスプレイは出回っており、製品によって解像度や機能特徴はすべて違います。 壁掛けにしているため、台は外しています。 |
FX2431-BK | |
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前面 |
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前面 |
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後面 接続端子 |
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後面 主電源スイッチ |
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頑丈に施された内部シールド 頑丈な骨格です。 裏ぶたには10本のネジと台を取り付ける 4本のネジで、合計14本が使われている。 |
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台及びリモコン |
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内部基板 トップシールドを外すのに12本のネジを 使っていました。 さらにメインボード上のプロセッサーを覆う シールド、インバーター基板を覆うシールド が。 |
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メインボード表面 多くのICチップが並ぶ |
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メインボード裏面 |
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インバーター基板 インバータートランスは計6個 (見えていない物を含む) |
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電源基板 |
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本体価格が約2分の1の業界初・倍速補間機能搭載23型ワイドマルチメディア液晶モニター「三菱電機:RDT232WM-Z」と内部を比べる。 液晶方式:TN、グレア(光沢) 視野角:左右160°/上下160°(コントラスト比10:1) 解像度:1920x1080 |
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RDT232WM-Z 本体裏面 |
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本体裏面ケースを外したところ 金属ケースで基板がシールドされ、ケース左右二本のステーにて固定されている |
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基板裏面 左:マザーボード 右:電源、インバーター |
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電源、インバーター基板 インバータートランスは一個 |
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マザーボード |
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本体価格が約6分の1の20型通常液晶モニター「アイオーデータ機器:LCD-AD201XGB」と 内部を比べる。 液晶方式:TFT 視野角:左右160°/上下: 160° 解像度:1600×900 |
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LCD-AD201XGB 本体前面 |
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液晶パネル裏面 本体プラスティックカバーは、 ネジ留めしておらず、爪になっている。 |
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内部基板 インバータートランスは1個 大きく目立つチップは1個 |
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こちらは、マルチメディアディスプレイではなくてオンキヨーの10.1型デジタルフォトフレー「LPF10M01-BK」 デジタルフォトフレーで有りながらHDMI端子を備えているため、デジタルテレビチューナーなどの小型モニターとして利用出来る。 |
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LPF10M01-BK 本体 |
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LPF10M01-BK 内部基板及び液晶裏面 |
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LPF10M01-BK 内部基板裏面 完全にシールドされている |
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