ポーカー

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ロイヤルストレートフラッシュ〜
フラッシュ〜
各役の組み合わせ
***
ポーカーの役
ポーカーの役 ロイヤルストレートフラッシュ
5枚とも同じマーク(スーツ)
であり、
(10、J、Q、K、A)
と選ぶもの。 

ストレートフラッシュ
5枚とも同じマークであり、
(2、3、4、5、6)のように
連続した並び方のもの。
ただし、(10、J、Q、K、A)
は除く。

フォーカード
5枚中、同じ数字が
4枚入っているもの。

フルハウス
5枚中、同じ数字のペアが
3枚、2枚とあるもの。

フラッシュ
5枚中すべてが同じマーク
であって、ロイヤルストレート
フラッシュ、ストレートフラッシュ
は除くもの。

ストレート
5枚のカードは続いているが、
その内に別のマークがあるもの。
ただし、(10、J、Q、K、A)は
続いているものとし、5枚とも
同じマークを選ぶものは除く。 

スリーカード
5枚中同じ数が3枚あって、
他の2枚は、それ以外の
別々の数字のもの。

ツーペア
5枚中フォーカードではない
2枚の同数のものが2組あり、
残り1枚はそれら以外のもの。

ワンペア
5枚中2枚同数のものが
1組あり、残り3枚はそれ以外
の別々の数であるもの。


ジョーカーを除く52枚のカードを良く切り、5枚配ってもらったところで
役が出来ている確率はどれくらいでしょうか。
注:あまり当てになりません。
52枚から5枚のカードを配って出来る異なった組み合わせは、
52×51×50×49×48/5×4×3×2×1=2598960 通りです。
この組み合わせの中にそれぞれの役が何通り含まれているのか計算します。


 *ロイヤルストレートフラッシュ*
5枚が(10、J、Q、K、A)であり、マークがすべてスペードかもしくはダイヤ、ハート、クラブであるから、4通り。
よって、/2598960=1/649740  (0.000153908%)


 *ストレートフラッシュ*
連続した並びのものは、(A、2、3、4、5)から(9、10、J、Q、K)までの、
13−5+1=9 通り。  (10、J、Q、K、A)も連続しているが、ロイヤルストレートフラッシュとなってしまい、除かなくてはいけないから。 さらにマークは、スペードを始め4通りあり、9×4=36
よって、9×4/2598960=36/2598960
1/72193.3333  (0.001385169%)


 *フォーカード*
4枚の同数の選び方は、(A、A、A、A、)を始め(2、2、2、2、)から(K、K、K、K、)までの13通り。
残りの1枚は、52枚のカードからそれら4枚を除く何が出ても良いから、52−4
よって、13×(52−4)/2598960=624/2598960
1/4165  (0.024009604%)


 *フルハウス*
3枚の同数の選び方は、AAAを始め222、555、KKK等の13通り。  さらに4種のマークがあり、それぞれ(スペード、クラブ、ダイヤ)、(スペード、ダイヤ、ハート)のように4種から3種を選べるから、(4×3×2)÷(3×2×1)=4通りの組み合わせが出来る。  5枚の内、残り2枚の選び方は、同数のものを除く(13−1)=12通りのどれかで、さらに4種のマークがあり、(スペード、クラブ)(ダイヤ、ハート)等、2種を選べるから、(4×3)÷(2×1)=6
よって、13×4×12×6/2598960=3744/2598960
1/694.1667  (0.14405762%)

 *フラッシュ*
例えば、13枚のハートの中から5枚を選ぶ組み合わせは、(13×12×11×10×9)÷(5×4×3×2×1)=1287 通りです。 しかしその中には、ロイヤルストレートフラッシュ及びストレートフラッシュが含まれており、前者は、(10、J、Q、K、A)の1通りで、後者は、13−5+1=9 通りです。  それらダブりを差し引きます。   さらにマークの選び方は、ハートを始め4種類あります。
よって、4×{1287−(1+9)}/2598960=5108/2598960
1/508.8019  (0.19654015%)


 *ストレート*  (10、J、Q、K、A)は、続いているものとする。
例えば、(A、2、3、4、5)の場合を考えると、Aはスペード、ダイヤ、ハート、クラブの4種いずれであっても良く、残る2、3、4、5も4種のマークのどれであってもかまいません。 (4の5乗)   しかし5枚とも同じマークであると違った役になってしまい、それらを差し引くわけだが、マークは4種類あるから4通りを引きます。 さらに5枚のカードが続いているパターンは、(A、2、3、4、5)を始め、(10、J、Q、K、A)までの10通りあります。
よって、10×(4−4)/2598960=10200/2598960
1/254.8  (0.39246468%)


 *スリーカード*
3枚の同数の選び方は、AAAを始め222、555、KKK等の13通り。 さらに4種のマークがあり、それぞれ(スペード、クラブ、ダイヤ)、(スペード、ダイヤ、ハート)のように4種から3種を選べるから、(4×3×2)÷(3×2×1)=4通りの組み合わせが出来る。  残り2枚の選び方は、1枚目は52枚のカードから3枚の同数のカード及びそれと同数の1枚のカードを含む、計4枚を差し引くいずれが出ても良いから、(52−4)、2枚目は52枚のカードから3枚の同数のカード及びそれと同数の1枚のカードを含む計4枚と、さらに残り2枚の内、1枚目に出たカードと残り3枚の同数のカードを含む4枚のカードの計8枚(例えば3枚の同数が222なら4枚目のカードは、まず2は省かねばならない。 4枚目が4であったとすると、5枚目は4を省かねばならず、合計8枚を省くことになる。)を差し引いたいずれが出ても良いから、(52−8)  また、2枚で(2、3)と(3、2)、(7、9)と(9、7)のように2通りのダブりがあるから2で割ります。
よって、(52−4)×(52−8)/2=1056
13×4×1056/2598960=54912/2598960
1/47.3295  (2.11284514%)

**(2、2、2、X、Y)と選ぶ場合だと、Xは52枚から4枚の2を除く何が出ても良いことになります。  最初2が3枚出たとすると手持ちのカードは、52−3で49枚になっています。  Xはその内、残る1枚の2が出てはいけないから48枚の内なら何が出ても良いことになります。   Yでは、Xで仮に6が出ていたとすると、4枚の6を差し引いた44枚の内なら何が出ても良いことになります。全体からだと、52−8=44     さらにX、Yと選ぶ場合と、Y、Xと選ぶ場合の2通りのダブりがあります。


 *ツーペア*
(XXYY?)を元に考えてみます。   同数、(XX)の選び方は(AA)を始め(55)、(KK)等の13通りで、さらに4種類のマークから(ハート、ダイヤ)(スペード、クラブ)等のように2通り選べるから、(4×3)÷(2×1)=6 を掛けます。   同数、(YY)の選び方は、(XX)を除く13−1=12 通りで、同様に4種類のマークから2通り選べるから、(4×3)÷(2×1)=6 を掛けます。   しかし、(XX、YY)と選ぶ場合と、(YY、XX)と選ぶ場合の2通りのダブりがあり全体を2で割ります。  ?は、XX及びYYで使った数字4個とさらに残っている同数4個の計8個を、全体52枚から差し引いたいずれが出ても良い。
よって、13×6×12×6/2=2808 : 52−8=44 : 2808×44=123552
123552/2598960=1/21.0354  (4.75390156%)


 *ワンペア*
(??XYZ)を元に考えてみます。  同数、(??)の選び方は(AA)を始め(55)、(KK)等の13通りで、さらに4種類のマークから(ハート、ダイヤ)(スペード、クラブ)等のように2通り選べるから、(4×3)÷(2×1)=6 を掛けます。  Xは、全体52枚から?の4枚を除く何が出ても良いから(52−4)、Yは、全体52枚から?及びXの8枚を除く何が出ても良いから(52−8)、Zは、全体52枚から?及びX、Yの4×3=12 枚を除く何が出ても良いから(52−12)、さらに、(XYZ)、(XZY)、(YZX)等の3×2×1=6 通りのダブりがあるから6で割る。   
よって、(52−4)(52−8)(52−12)/6=14080    
13×6×14080/2598960=1098240/2598960
1/2.3665  (42.25690276%)


 *ノーペア*  役のないもの。
1枚目は何が出ても良く52通りで、2枚目以降の数がバラバラに出るにはそれぞれ(52−4)、(52−4×2)、(52−4×3)、(52−4×4)と掛ければよい。  また、(2、5、6、7、9)を例に取ると、(26795)、(56792)、(79562)等、5×4×3×2×1=120 通りのダブりが出来るから120で割る。
52×(52−4)×(52−8)×(52−12)×(52−16)/120=1317888
さらに、ロイヤルストレートフラッシュ、ストレートフラッシュ、フラッシュ、ストレートのマークがすべて同じもの、5枚のカードが連番のものの組合わせを除くから、
1317888−(4+36+5108+10200)=1302540
よって、1302540/2598960=1/1.995301488  (50.1177394%)
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全2598960 通り中の各役の組み合わせ
ロイヤルストレートフラッシュ ストレートフラッシュ フォーカード フルハウス フラッシュ
   4  36 624 3744 5108
ストレート スリーカード ツーペア ワンペア ノーペア
10200 54912 123552 1098240 1302540

表の数値をすべて足すと、2598960 になります。
この内、ノーペアを除くものは1296420通りで、
1296420÷2598960=0.498822606 となり、49.8822606%となります。
  *A、B 2人でポーカーを行った場合、2人ともロイヤルストレートフラッシュが出来ている場合*
*最初Aに5枚、次Bに5枚と配った場合    Aは、1/649740
   Bは、残りのカード47枚から5枚配り、その内同じマークになるのは3通り。
   3×5×4×3×2×1/47×46×45×44×43=1/511313
   A、B 掛け合わすと、1/649740×1/511313=1/332220508620
*A、B に1枚ずつ交互に配った場合     最初Aは、52枚中(10、J、Q、K、A)
   の5通りで4種類のマークを選べるから、5×4/52、次にBは、
   (10、J、Q、K、A)の5通りで最初Aが選んだマーク以外の3種を選ぶことに
   なるから、5×3/51、さらにAは50枚中4枚、Bは49枚中4枚・・・・・と繰り返すと
   Aは、4×5×4×3×2×1/52×50×48×46×44=1/526240
   Bは、3×5×4×3×2×1/51×49×47×45×43=1/631309.88
   A、B 掛け合わすと、1/526240×1/631310=1/332220574400
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  ***

カードセレクト・・・52枚中、5枚を選ぶのは、
52×51×50×49×48=311875200通りです。  たとえば、(1,2,3,4)の4個の数字から2個を選んだとすると、最初は、1か2,3,4のどれか、2個目は、最初選んだ1個を除く3個のどれかで、4×3=12通りとなります。
(12)、(13)、(14)、(21)、(23)、(24)、(31)、(32)、(34)、(41)、(42)、(43)です。 ただ、(12)と(21)、(14)と(41)は、並び方が前後に違うだけで同様のものです。  そこで、2×1 で割ります。  4×3/2×1=6 通りです。  本題に戻り、例えば、(23589)と選んだとします。 (98523)、(25983)等、5×4×3×2×1=120 通りの並べ方があります。  だが、計算しやすいように(23589)は1つ、(468JK)は1つとして扱うわけです。  よって、120で割り、2598960通りとなります。  ロイヤルストレートフラッシュは、(10、J、Q、K、A)と選ぶもので、(J、A、K、10、Q)でも(A、K、10、J、Q)でもそれです。  しかし、120で割っているので、(10、J、Q、K、A)は、「1つのもの」として扱えます。 マークは4通り有るから、2598960通り中の内の4通りとなるわけです。
面倒くさいですが、別に、52枚中最初に選ぶのは、10、J、Q、K、A の5つのどれかで、さらにマークは4通り有るから4を掛けて、20/52、 2枚目は、51枚中最初に選んだのと同マークの4通りを選べるから、4/51、 と順番に行って、
20/52 × 4/51 × 3/50 × 2/49 × 1/48
=480/311875200=1/649740 と計算しても同様です。

 フォーカードだと(AAAA?)、(2222?)から(KKKK?)まで、4個の同数の組み合わせは13通り有ります。  ?は、52枚から同数4個を除くと48通りになります。  数字は、48枚中何であれマークは何であれ関係有りません。 エースに対して48通り、2に対して48通り、・・・・・となり、2598960通り中、13×48通りのパターンが出来ます。
 フルハウスのように、例えばKを3枚選ぶ場合だと、スペードのKとハートのKとクラブのKと言うように4つのマークから3つを選べます。  4つから3つの選び方は(4×3×2)÷(3×2×1)=4で、4通りです。  エースからキングまで13の出方があるから、13×4 となります。 同様にQを2つ選ぶ場合だと、4つから2つの選び方は(
4×3)÷(2×1)で、6通りです。  同数3枚のカードがキングであったとすると、同数2枚のものは、エースからクイーンまでの12通りしか選べません。

 ストレートの考え方。   例(2,3,4,5,6)の場合。 2は、スペードであってもダイヤ、ハート、クラブであってもかまいません。   3もマークは何であれかまいません。 4,5,6もマークは何であれかまいません。この様に5つの数字すべてに対して4通りのマークが選べるわけです。   4×4×4×4×4=1024 通りです。   しかし、これだと2も3も4,5,6もすべてスペードの場合、すべてダイヤ、ハート、クラブの場合の4通りが含まれており、1024から4を引きます。 さらに連番は、エースから始まる場合から10までの10通り有るから、1020に10を掛けます。

 スリーカードの考え方。 例、(3,3,3,X,Y)、同数3枚のカードの選び方は、エースからキングまでの13通りです。  Xは、例の場合だと3が出てはいけません(3は1枚残っています)。 3枚の3と、1枚の3を除く、計52枚から4枚を引いた48枚の内なら何が出ても良いことになります。  Yは、たとえばXで7が出ていたとすると、同数7が出てはいけません。  また、3が出てもいけません。  計52枚から3と7の8枚を引く44枚から選ぶことになります。 (52枚から3,3,3と出た。 残49枚の中には1枚の3が残っている。  48枚からXをセレクト。  7が出た。  残48枚の中には1枚の3と、3枚の7が残っている。  44枚からセレクト。 9が出た。)   ここで、(3,3,3,X,Y)のXYを考えます。  Xは3以外なら何が出てもかまいません。  7であったとします。  Yは9であったとします。  Xは3以外何でも良いのだからX=9で、Y=7の場合もあります。 (33379)、(33397)のような組み合わせが出来てしまいます。  これは、先のカードセレクトで「1つのもの」として扱ったはずです。  同様に(444JK)と(444KJ)、(5558Q)と(555Q8)のような組み合わせも出来ます。  Xは48、Yは44で、XY合計で48×44=2112 通りの組み合わせになりますが、この様にXYとYXのダブりが出来てしまいます。  それで、2で割ってダブりを取り除きます。  2112÷2=1056 これで、(33379)も(444JK)、(5558Q)も「1つのもの」となりました。   ツーペアの場合も同様に考えます。  そのままだと(XXYY?)と(YYXX?)のパターンを含んでしまいます。   2で割ります。
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